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温泉雑誌などには載ってなく、地元の方たち以外にはほとんど知られていないのでは?という古い温泉施設です。でもカーナビには載っています。場所が非常に分かりにくく、また、外見も普通の民家なので、カーナビのある方は素直に表示された場所まで行かれると良いでしょう。私が使っているZENRINのナビソフトでは、正確な場所を示していました。あと、目印としては、この温泉の真向かいに、「カービイング」という車屋さんがあります。写真の民家を入って行くと、右手に王司温泉の張り紙が見えてきます。ここで奥に声を掛けると、お店の方が出てきますので、入浴料金250円を支払い、さらに奥にある温泉棟に進むと、男女別の入り口が見えてきます。浴室は半地下のような所にあり、とても薄暗いです。10人以上が入れる浴槽と、2人程が入れる小さな浴槽があります。大きな方は、ちょっと熱めの湯が、小さい方は加熱されていない源泉が入っています。一緒になった地元の方によれば、交互に入るのが正しい入浴方法のようです。湯は硫黄の匂いがして、浴槽の淵には若干の堆積物がありました。なんでもこの温泉は3代以上続いているらしく、浴槽は初代の頃よりずっと使われているそうです。設備は恐ろしく古いですが、湯は毎日換えているそうで、とても清潔です。 |